わんこのしっぽ

ブログ 2021.06.04 |

気付けば開院から1ヶ月が経ちました。
病院の前の桜並木がすっかり青々としています。
この1ヶ月、どんな風に過ごしてきたか…記憶がありません(笑)
そのくらい無我夢中という言葉がピッタリの1ヶ月でした。

私達が、動物の目を守る仕事をしてきて特に喜びを感じるのは、やはり動物達の視力を維持出来る時間が得られたときです。
飼い主様から、『この子の視力が戻って活発になりました!』というお言葉を何度もいただきました。
白内障や網膜剥離といった病気では、視力が失われて手術によって視力が戻ったときに動物達の行動力がぐっとあがるのを飼い主様もハッキリと感じるようです。
そのようなときは、眼科をやってきて本当によかったと思える瞬間の1つです。

先日もある子のお父さんからこんなお話を教えてもらいました。
もともとその子はしっぽをピンと立てている元気な子だったそうです。
それがいつからかしっぽが垂れるようになり、お父さんはそれがなぜかわからなかったそうです。

ある日、その子は白内障と診断され、手術を受けることにしました。
すると…垂れていたしっぽがピンとまた上がったそうなのです。

私達はこのお話を教えていただいて、動物達も見える喜びが大切なことであることは私達と少しも変わらないんだと、より確信を持てました。
目の健康は、心の健康でもあるのです。
それほど色鮮やかな世界が見えるということは幸せなことなのです。

私達は、わんこのしっぽが教えてくれた光を見られるという幸せをこれからも大切にしていきます!!

+17