難易度が高い、同日両眼の網膜剥離手術を行っていただき、愛犬も奇跡的に視力を取り戻しつつあり、若生先生には感謝してもしきれません。
愛犬はまだ若干四歳ですが今年の春先から目の白濁化が始まり、近くの獣医大学附属動物医療センターにて検査したところ白内障とのこと。すぐに白内障手術を行った方が成功率も高いと言われ近所の動物病院にて手術を実施。(同医療センターでは白内障手術は現在行っていないとのことでしたので)
白内障手術を無事に終えて、その後はお散歩も問題なくできるまでになりました。しかし術後2カ月目頃から部屋内でもあちらこちらにぶつかるようになり、お散歩にも出たがらなくなったので不思議に感じ、結局は術後の定期健診時に先生から網膜剥離の診断を伝えられました。先生によると、網膜剥離手術を行える動物病院は、東京、神奈川、埼玉では横浜にしかないとのこと。ただ横浜のその病院までは自宅から車で2時間近くかかるので悩んでいたところ、偶然にわかいき動物病院をネットで見つけ、すがる思いで受診いたしました。
若生先生によりますとやはり網膜剥離であり、もし手術をしても愛犬のケースでは視力を取り戻す確率は2割にも満たないとのこと。ただまだ若い愛犬がこのまま10年近く暗闇の中での生活をおくることにはとても耐えがたい想いがあり、駄目なら仕方ないのでやれることはやって最善を尽くしたい旨を先生にもお伝えし、難しい両眼同時網膜剥離手術を実施いただきました。
術後から3週間ほどは視力も戻らず、少しずつ私自身の気持ちにも整理をつけつつありましたが、その後突然に愛犬が歩きはじめ、最初はやはりあちらこちらにぶつかりながらも何となく見えている感じ。若生先生の所見でも網膜の血管もみえ、眼が見えるようになりつつあるとのことで、ある意味奇跡的に視力を取り戻すことが出来ました。
術後約1か月の本日現在では、ほぼ普段の生活の戻りつつあります。
若生先生には本当に感謝しても感謝しきれません。結果が良かったからという事もありますが、先生は物腰も柔らかく、丁寧で、こちらの話もとてもよく聞いていただけます。
お医者さんとしての腕もさることながら、人格も兼ね備えられた素晴らしい名医であると私は思っております。
先生だけではなく、奥様をはじめスタッフの方々もとても親切で、病院内はとても明るい、綺麗な空気が流れていて、患者さん同士の交流もあり、桜台というお土地柄なのか、やはり若生先生はじめスタッフの方々からの“気”から、病院全体にそういった素晴らしいムードが醸し出されているのかはわかりませんが、間違いなくわかいき動物眼科さんは素晴らしい病院であると私は声を大にしてお勧めしたいと思います。